HOUSE ハウス
東宝特撮映画DVDコレクション58
1977年 当時新進気鋭のCMディレクターだった大林宣彦の劇場映画初監督作品。監督の趣味炸裂!・・・と言うかぶっ飛び過ぎ(爆)美少女ばかり登場させて(池上季美子に至っては脱がせてる!)好き勝手にやった感じのファンタジー・ホラー。演者の台詞が、童貞野郎が少女漫画見て妄想したような・・・何と言うか・・・狂っています。(爆) 極力セット撮影、ロケシーンもマットアートで背景を合成したり、いきなりコマ落としの映像を入れてみたり、サイケデリックな世界観を出しています。しかし、監督のやりたいことを詰め込み過ぎてせっかくの特殊効果も非効果的、鑑賞中落ち着かなかったです。音楽も売れ線を狙って当時、絶大な人気を誇ったゴダイゴを起用していますが・・・どこか日本テレビのTVドラマシリーズ「西遊記」みたいになってしまって、どっちらけ。近年、欧米で再評価されているようですが(wikipediaより)・・・個人的には「監督独りで空回り」な感じでちょっとガッカリな作品でした。
4点/10点満点中
【78本目】
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コメント
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映画は未見なので評価できませんが、小林亜星先生作曲のテーマ曲は
小林亜星ここにあり、といった感じの大傑作であります。
中2の時にはまって聴きまくってました。懐かしいなあ。
投稿: cozy | 2013年11月11日 (月) 21時27分
>cozyさん
確かに若き日の池上季美子や大場久美子、神保美喜は良いんですが・・・今の時代見るとかなりズレています。
夢が壊れるかもしれないので見ないほうがいいかも・・・^^;
小林亜星はチョイ役で出演していましたね!
投稿: ぴろQ | 2013年11月14日 (木) 00時16分