ブレア・ウィッチ・プロジェクト
原題:The Blair Witch Project
1999年作品。映画学科の学生3人が、魔女伝説のドキュメンタリーを撮影するために森に入り遭遇する、不可解な出来事の数々。公開当時、話題になった物の”画像の揺れが激しくて酔った”だの酷評も多かった。
わざとそうしたのか・・・実際、映像は粗くて何が撮れているのかわからないシーンが沢山あった。物語も最初は和気あいあいと撮影を進めるが、どんどん気まずくなって疑心暗鬼になっていく心理描写以外は、何の伏線も回収されず観客ほったらかし。いつも思うけど、この手のオカルト作品を見ると、キリスト教の悪魔崇拝や魔女の概念が理解できていないと、本当の怖さはわからないんじゃないかな?
しかし疑似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)という手法は、当時、斬新でした。家庭用ビデオカメラが広く普及した現代の、まさにビデオ世代の申し子的作品。これがなかったら、「パラノーマル・アクティビティ」も「REC」も「クローバー・フィールド」も無かったかもしれない・・・なんてね。
7点/10点満点中
【7本目】
« 何事も無い事を祈る・・・ | トップページ | オズ はじまりの戦い »
「映画・DVD・BD」カテゴリの記事
- ぴろQ今月の一本!(10月) (2016.10.31)
- アウトブレイク(2016.10.28)
- ボディ・スナッチャー/恐怖の街(2016.10.16)
- 恋する惑星(2016.10.26)
- メカニック ワールドミッション(2016.10.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント