恋するリトル・コメディアン
福岡市総合図書館映像ホール シネラ タイ映画特集
英題:The Little Comedian
2010年作品。お笑い芸人一家の後継ぎにして、笑いのセンスの欠片も無い主人公・少年トックの初恋と成長物語か・・・と思わせといて、実は、家族っていいねと言う物語。劇中、タイのバラエティ番組にありがちな効果音(オチの部分でドラムの”ズドドドドン”等)が全編に付けられていて、小ネタやギャグが満載の様ですが、以前にも書いたように字幕が背景の色で潰れて読み辛いのと日本人とのギャグセンスの違いから今ひとつわかりにくい。そんな中妹役の子が良い味出していました。
物語の舞台がアユタヤのちょっと先のロッブリーという町で、ほんの少しですがお猿さんや寺院が映っていて・・・以前行った時を思い出してちょっと懐かしくなってしまいました。「フェーンチャンぼくの恋人」のジャック役で出ていたチャルームポン・ティカマポーンティラウォンがチョイ役(バス運転手役)で出ていたので驚きました。彼は着々とキャリアを積んでいるみたいで、先日、日本のTV(多分関西ローカルの深夜番組)でも見かけました。スローモーションを所々に使ったり、カメラのカット割りがやたら凝っていたり、拘りも感じられましたが、話が散漫なのでちょっと不完全燃焼。
7点/10点満点中
【73本目】
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