熊本城に行ったYO! 10 地図石~二様の石垣
熊本ドライブ 2015 その14
宇土櫓を見学したあとは・・・再び喫煙所に戻って・・・
一服
さて帰る事にしよう!ここで一風変わった石が積まれていた・・・
地図石
この箱型の石組は、古くから地図石と呼ばれてきた。この石組は城の他の部分とは全く異なり、切り石の組み合わせで美しく構成されている。そのため、その謎を解こうとして先人たちが色々と苦心し、日本地図・熊本城下町図・熊本城平面図を表現したものなど諸説を出したが、旧藩時代の絵図には「御待合口」との付箋が付いたものがあり、今日では数奇屋丸二階御広間への参入口の装飾であったと考えられている。(案内板より)
更に石の迷路を歩くと・・・違う傾斜の付いた
立体的な石組があった
二様の石垣
ここの石垣は隅部の反り(勾配)や積み方が著しく異なっている姿が同時に観れることから「二様の石垣」と云われている。
向かって右手、隅部の勾配が緩やかかな石垣が築城当初の加藤時代のものと考えられ、左手は細川時代になって増築されたもので勾配が急になっている。
隅部の石の形や積み方にも違いが観られ、重ね積みから算木積みへと時代による石積み技術の進歩が解かる貴重な資料となっている。また、不揃いの石を使っている加藤時代の積み方(乱れ積み)と、比較的同じ大きさに加工した石を使い整然と積み上げる(布積み)徳川時代との違いも平部において観ることができる。(案内板より)
更に下って駐車場近くにはこんな案内板がありました。
九州の電気事業発祥の地
さすが熊本。地理的に九州の中心部に位置するので戦前はいろんな物が熊本に集約されていたんですね。確か電波の管理も熊本にあったはずだ。
熊本城に行ったYO!おしまい 熊本城公式HP
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