おくりびと
BSプレミアム プレミアムシネマ 英題:Departures
2008年作品。元チェロ奏者である納棺師、小林大悟(本木雅弘)の成長を通して、生死感を感動的に、時にユーモラスに描くドラマ。いわばタブーとされて来た人の死や葬儀を正面から描いた日本映画と言えば、伊丹十三監督作品「お葬式」を思い出したが・・・山崎努が重厚な演技で本作にも出演しているあたり、キャスティングのセンスの良さを感じた。中盤の主人公、小林のチェロに乗せたモンタージュシーンも良く出来ていた。物語の結末となる、主人公家族を捨て出て行った父親との和解のシーンは・・・個人的にとって付けた感じが否めませんでしたが・・・さすが第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞しただけあって良く出来ていたと思いました。
8点/10点満点中
【36本目】
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