今日から公開の「チャッピー」

「第9地区」「エリジウム」で私個人的に高い評価をしている若手映画監督ニール・ブロムカンプの新作「チャッピー」が明日、日本公開になります。しかし・・・公開一か月前となった先月、こんなニュースがネット上で駆け巡りました・・・

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映画『チャッピー』が日本独自編集　監督「意味不明」

ニール・ブロムカンプ監督の映画『チャッピー』（5月23日全国公開）が、暴力描写をカットした日本独自編集バージョンで公開されることが明らかになった。

ソニー・ピクチャーズによると、「より多く幅広い層のお客様にご覧になっていただくため、米国本社と協議を重ねまして、監督の賛同を得た上で、作風を損なわない形で、映倫からの指摘に沿い米国で編集を加えました」とのこと。首切断などの人体の部位欠損シーンがカットされており、この結果PG12区分での公開となった。

しかし、この日本独自編集バージョンについて、ブロムカンプ監督はツイッターで、

「don't know what you mean. One edit...worldwide」
（意味がわからない。世界配給版は1つだよ）
「no... I'm trying to get to the bottom of it. Was Never told」
（いや、確認して見る。そんなことは知らない）

と発言。どうやら日本公開版が暴力表現をカットした形で編集されたことを知らなかったようだ。（2015年04月16日 17時22分提供：アメーバニュース/政治・社会　より抜粋）

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映画と言うのは総合芸術であり編集と言う技術もその中に含まれると思います。最終的に作品にハサミを入れる権限は監督にあり、日本の配給会社には無いと考えます。よって、今回の”勝手に切り貼りした物を「監督の賛同を得て」と偽り公開する”・・・と言う暴挙は私には到底納得いきません。

「映画館ではR12で公開してDVD/BD発売時はオリジナル版収録」と言う新たな炎上商法なのかわかりませんが、このソニーピクチャーのやり方は全く理解できません。

チャッピーは昨年トレーラーが公開されてとても楽しみにしていたんですが、こんな形で公開されるのならば・・・

私は絶対劇場では見ません！