先日の旅行の復習として・・・
歴史秘話 ヒストリア「奈良ここにシカない奇跡」の再放送をやっていたので録画して鑑賞。1300年共生の物語。奈良の鹿は国の天然記念物で、野生の鹿が街中にこれだけいるのは世界で奈良だけ。春日大社の石灯籠に刻まれた鹿~鹿尽くしの神社に伝わる宝物「鹿島立神影図」(白鹿に乗った武甕槌命(タケミカズチノミコト))の紹介。710年茨城の鹿島神宮から白鹿に乗った武甕槌命は奈良・平城京へ向い道中数々の伝説を残す。(三重県名張市積田神社の神柿。奈良市大柳生町夜支布山口神社の鹿の足跡。)現在の鹿はその白鹿の子孫と言われ、神鹿として敬われ大切にされた。鹿曼荼羅の紹介。
江戸時代、徳川家康の”鹿を虐めてはいけない”と言うお触れにより鹿の農作被害が広がる。住み分けができるよう大規模な鹿垣を作る。更に綱吉の生類憐みの令で野犬が増え鹿が殺される事件が増えたため竿で野犬を驚かせて追い払ったと言う記録の紹介。秋口に発情した鹿により怪我する人が出れば、町ぐるみで鹿の角切をする。それがイベント化し大勢の見物客が来るようになる。
明治時代には県令が奈良を納め四条隆平が鹿を排除する政策をとるが、四条の転勤で計画がが頓挫するものの鹿は激減した。明治24年、丸尾萬治郎を中心として鹿の保護団体が設立され市民による保護活動が始まる。ホルンを鳴らして鹿を集める”鹿寄せ”は、鹿を一か所に集めて保護するために始まった。鹿せんべいは、専用の証紙に巻いて販売する仕組みを作り、証紙の売り上げを保護資金に充てている。
ざっと、以上の様な内容で、先の大阪旅行3日目に立ち寄った奈良公園を思い出しながら見ました。
その大阪旅行の様子は体調不良の為、なかなか進みませんが週明け火曜日あたりからアップしようと思っております。
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