恐竜博2016@いのちのたび博物館 3 ~飛翔
北九州ドライブ 2016 その8
竜脚類の大腿骨
この大腿骨だけで1,6mもあります。図録の解説によると、植物食を手に入れ最初に大型化したのは竜脚類で、彼らの歯は植物を咀嚼するのに適してなく、食物繊維を消化するのに長い消化官が必要となり、それを収める胴体が必要となって巨大化したそうです。
アパトサウルス(椎体)
アパトサウルスの胴椎の神経弓から上が破損し椎体の内部が見えるようになった状態の標本。
その向かいをふと見ると・・・さわってみよう!のコーナー
竜脚類の腓骨
左の腓骨(膝から下の2本ある骨の外側の骨)である。化石の表面の細かいザラザラしているようなところに腱や筋肉が付着していたと考えられる。(案内板より)
ミーハーな私はそ~っと触ってみるwww
飛翔
その横にも、さわってみよう!コーナーpart2
わずかに残る羽毛の跡
(左)国立科学博物館所蔵の羽毛化石をスキャナーで読み取って(右)3次元プリンターを使って縦横2倍、高さ5倍にしたレプリカ。その向かいに・・・
空を飛んだ恐竜の化石 枝から枝へと滑空する物から羽ばたいて飛ぶものまで・・・ずらりと展示。
日本初公開 イー
前脚が長く手首にはムササビのような約10㌢の「尖筆状突起」がある。その周辺には膜状の組織があった。この皮膜を使って枝から枝へと滑空したとみられる。(案内板より)
エキデキシプテリクス
短い尾の先にリボン状の長い尾羽根がある。エピデキシは「ディスプレイ」、プテリクスは「翼」を意味する。鳥類に近縁ながら、翼は確認されていない。イーの発見により、皮膜を持っていた可能性が出てきた。(案内板より)
ミクロラプトル
前脚だけではなく後脚にもにも翼を持つ。羽毛恐竜が後脚にも翼を持つ四翼の状態にあったことを初めて明らかにした種。大胸筋がつく胸骨の痕跡がないため、羽ばたくことができず、四翼で滑空していたと想像される。(案内板より)
コンフキウソルニス 孔子鳥
現生の鳥類では、産卵期のメスの骨の内部にカルシウムをためている。同様の構造が孔子鳥の尾羽が短い方でも確認されている。短い尾羽をもつものがメスである可能性が高い。(案内板より)
※ミクロラプトルと孔子鳥の化石は昨年の羽毛恐竜の世界展でも見ました!この記事 の下の方に出てきますので併せてどうぞ!
イーシャノルニス
日本初公開 現生の鳥類に最も近縁な中生代鳥類のひとつ。歯を持つなど原始的な特徴もあるが、胸に大きな胸骨がありその中央には板状の竜骨突起が発達している。この事から大胸筋を持ち、羽ばたき能力があったことがわかる。(案内板より)
その先に・・・
ガラスケース 中は琥珀に閉じ込められた太古の羽毛など・・・
見えねぇ~!www
でも、こんな実物を見たら、まさにジュラシックパークの世界で、琥珀の中の羽毛にDNAが残ってたりしたら・・・最近のバイオテクノロジーで本当にクローンができるんじゃないか?とか・・・妄想が膨らみます。(笑)
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